電氣學會雜誌
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多相發振器の基礎理論に就て
桂井 誠之助
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1938 年 58 巻 594 号 p. 29-39

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抄録

多相振動を發生すべき多相發振系を考へ,之に關する基本方程式を立てると循環聯立方程式となる。本篇ではこの聯立方程式の解としての定理を紹介し,之に依つて多相振動發生の理論を説明した。その結果,n相發振系に於てはn種のn相振動の發生し得ることが分り,各振動に對する振動條件が得られた。最初振動の定常状態に就て論じ,然る後振動の過渡現象に對して説明を試みた。

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