画像電子学会誌
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論文
形状と変形挙動を編集可能な立体ブラシを用いたインタラクティブペインティング
熊谷 一樹森谷 友昭高橋 時市郎
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2016 年 45 巻 3 号 p. 340-349

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抄録
筆者らはアーティストが作成,編集可能な3D形状のブラシを使って絵を描くことができるインタラクティブペインティング技術を提案する.アーティストはブラシの形状や変形挙動を編集して,個性的な特徴のブラシを作成することができる.アーティストはブラシの3D形状を,その三面図となる画像をスケッチ入力するだけでモデリングできる.一般的な画筆をはじめ,様々な形状を容易に作成可能である.また,ブラシがカンバスに接触した際の変形挙動をしなり,つぶれ,しずみの3属性で定義する.アーティストは各属性のパラメータを設定することでブラシの材質を擬似的に表現できる.本稿では,ブラシの形状モデリングやその変形挙動,カンバスへの描画のアルゴリズムについて述べる.また,筆者らは本手法をベースにペイントソフト PETICA を開発した.アーティスト数名に対してPETICAを使用した評価実験を行い,高い評価を得た.
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© 2016 一般社団法人 画像電子学会
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