(財)医療科学研究所
国立社会保障・人口問題研究所
13 巻 (2003) 3 号 p. 3_131-3_145
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本稿では,子供の役割を中心に,家族構成の違いが,資産選択や民間の医療保険・介護保険への加入状況へどのような影響を与えているかを実証的に分析する。結果として,次の点が明らかとなる。第1に,子供がいない家計ほど,社会保険に加えて,民間の介護保険や民間の医療保険を保有する確率が高くなる。第2に,子供がいる家計ほど総資産に占める危険資産の保有比率が増加する。すなわち,子供がいる家計ほどリスク非回避的である。これは,子供が何らかの生活保障機能を果たしている可能性を示唆している。
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