育療
Online ISSN : 2436-5602
Print ISSN : 1881-5391
看護系大学生が在宅医療的ケア児とその家族を理解するための課外活動の要素
地域での交流に参加した学生へのインタビューを通して
西田 千夏合田 友美
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ジャーナル オープンアクセス

2020 年 67 巻 p. 41-49

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抄録

目的:地域での交流に参加した看護系大学生へのインタビューを通して、在宅医療的ケア児と家族を 理解するための課外活動の要素について検討する。 方法:課外活動としての医療的ケア児とその家族を対象とした地域での交流に参加した看護系大学生 5 名に半構造化インタビューを実施し、質的帰納的に分析した。 結果:抽出されたカテゴリーは【医療的ケア児との交流を後押しする力】【医療的ケア児を育てる家族 の負担について想像する手段】【医療的ケア児と関わる困難さ】【医療的ケア児と接することで 生じた肯定的感情】【 家族が普通でいられるための環境 】【 子どもが主体となる関わり 方】 の 6 つであった。 結論:学生が在宅医療的ケア児および家族を理解するための課外活動には、①教員が学生のイメージ の変化や葛藤について認知し、傾聴・受容すること、②学生の参加機会を逃さないよう、情報 と場を提供すること、③子どもへの関わり方やケア方法を具体的に教えられる家族・専門職者 の存在、の 3 つの要素が必要であることが示唆された。

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© 2020 一般社団法人 日本育療学会
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