国立水戸病院耳鼻咽喉科
1983 年 37 巻 12 号 p. 1208-1211
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下咽頭頸部食道癌19症例について臨床的検討を行い, 以下の結論を得た.1)下咽頭頸部食道癌は40才以上の男性で喫煙者に多い.2)転移性のリンパ節を触知する症例には下咽頭, 食道の検査が必要である.3)嚥下障害を訴える症例には間接喉頭鏡で異常を認めなくても必ずレ線検査が必要である.4)間接喉頭鏡下に喉頭に何らかの異常を認める症例には, レ線検査, 食道直達鏡などさらに詳しい検査が必要である.
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