医療
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FAB分類に基づく急性白血病の治療効果
岡田 弘森本 徹
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1984 年 38 巻 5 号 p. 464-468

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抄録
成人急性非リンパ性白血病について, 過去の自験例59例, 第8次国病・国療がん集学治療共同研究に登録された症例(国病群)69例を, FAB分類別に治療効果を検討した. 平均年令ではM4+5がやや高令であつた. また全患者のFAB分類の分布はおよそM1とM2が各々30%, M4+5が20%, M3とM6が各10%であつた. 全患者の緩解率と平均生存期間は, 自験群で51.1%, 12.5カ月, 国病群では62.9%, 10.8カ月であつた. FAB分類別緩解率はM2で最も高く, M1とM4+5がこれに次ぎ, M3では低かつた. 緩解までに要した期間はM4+5が最も短く, M6が最も長かつた. 平均生存期間は自験群のM2で有意に長かつた. またM3では有意に短かつた. 長期生存例はM2に数例みられた. 以上M2で治療効果が良い結果を得たが, 今後FAB分類に立脚した治療法の確立が望まれる.
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© 一般社団法人国立医療学会
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