糖尿病患者における血中可溶性E-selectinの検討

小山 聡; 森田 一豊; 飯田 康人; 藤兼 俊明; 佐々木 信博; 相澤 仁志; 菊池 健次郎

doi:10.11261/iryo1946.54.125

小山聡, 森田一豊, 飯田康人, 藤兼俊明, 佐々木信博, 相澤仁志, 菊池健次郎

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キーワード: 糖尿病, 血管内皮障害, ヘモグロビンAlc

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2000 年 54 巻 3 号 p. 125-128

DOI https://doi.org/10.11261/iryo1946.54.125

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抄録

内皮障害マーカーの一つである可溶性E-selectin(sE-selectin)を40人の糖尿病患者と正常32人を対象として測定した. 糖尿病患者では正常対象群に比べsE-selectinが高値であり, さらにHbAlcとの間には正の相関(r=0.46, P<0. 01)を認めた. 血糖のコントロールは血管内皮障害と密接な関係にあることが推測された.

責任著者(Corresponding author)

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