京都工芸繊維大学工芸学部
1991 年 4 巻 7 号 p. 302-304
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本論文では, 水槽内を遊泳するタイリクバラタナゴの群の軸の運動を推定する自己回帰モデルを作成した.これまでに, 著者らは個体数の多い群に対しても適用可能なモデルという意味で群の大きさの挙動を推定する自己回帰モデルを提案している.しかし, そのモデルだけでは群行動の様子を把握しにくかった.そこで本論文では, 群の大きさだけでになく, その方向の時間的な挙動も同時に推定できるようなモデルを作成し, その妥当性を検証する.
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