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日本画像学会誌
Vol. 55 (2016) No. 1 p. 3-8

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http://doi.org/10.11370/isj.55.3

論文

塗布プロセスにより製膜した酸化チタン (TiO2) および酸化亜鉛 (ZnO) に電子注入層,発光層にPoly (9, 9-dioctylfluorene-alt-benzothiadiazole) (F8BT) を用いた逆構造有機発光ダイオード (inverted organic light-emitting diodes : iOLEDs) を作製した.TiO2薄膜はスプレー法により作製し,このTiO2薄膜を有するiOLEDsは,これまで報告されている同様な素子構造有する素子と同程度の特性が得られた.一方,ZnO薄膜は水溶液電解法により製膜し,このZnO膜をiOLEDsに適用した.その結果,これまで報告されているスプレー法により製膜したZnO膜を用いたiOLEDsと同程度の特性が得られており,水溶液電解法によるZnO膜がiOLEDsに適用可能であることを示した.さらに,TiO2またはZnOを有するiOLEDsの発光輝度の比較から,水溶液電解法によるZnO膜の電子注入特性がスプレー法によるTiO2膜よりも良好であることが分かった.

Copyright © 2016 一般社団法人 日本画像学会

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