国際生命情報科学会誌
Online ISSN : 2424-0761
Print ISSN : 1341-9226
ISSN-L : 1341-9226
第2回生命情報科学シンポジウム
坐禅の生体計測
木戸 眞美櫛田 浩平
著者情報
ジャーナル フリー

1996 年 14 巻 2 号 p. 176-184

詳細
抄録

同一個人による座禅をそれぞれ数種類ずつ行ったときの生体変化を単一矩形パルス法(SSVP)と近赤外線分光で同時に計測した。その結果、坐禅では徐々に交感神経が抑制されて副交感神経緊張支配となることが分かった。これは足で測定した消化器系の経絡において特に顕著であった。また、坐禅の種類により脳内酸素代謝に違いが見られた。

著者関連情報
© 1996 国際生命情報科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top