国際生命情報科学会誌
Online ISSN : 2424-0761
Print ISSN : 1341-9226
ISSN-L : 1341-9226
原著論文
郭林新気功における内分泌及び免疫能の変化
樋口 雄三小谷 泰則樋口 博信峯岸 由紀子伊丹 仁朗千 大元萬田 靖武
著者情報
ジャーナル フリー

1997 年 15 巻 2 号 p. 320-329

詳細
抄録

中国において、郭林新気功は癌治療に効果をあげており、それはストレスの緩解と免疫能の向上によることが考えられる。これらの機序を明らかにするために、郭林新気功の然行功と中快功を40分間練功し、その前後における内分泌及び免疫能の変化を測定した。血漿コルチゾール、アドレナリンは減少し、βーエンドルフィン、ドーパミン、ノルアドレナリン、CD4/CD8、ナチュラルキラー(NK)細胞活性は増加傾向を示した。血漿コルチゾール、アドレナリンが減少していることから、郭林新気功を練功することによりストレスが緩解し、交感神経活動も低下することが推定される。また、CD4/CD8、NK細胞活性の増加から免疫能の向上が考えられる。自然行功と中快功との行法による有為な相違は認められなかった。

著者関連情報
© 1997 国際生命情報科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top