国際生命情報科学会誌
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第5回生命情報科学シンポジウム
長野県長谷村滞在によるアトピー性皮膚炎患者の症状の改善について
フィールドレポート
大島 章嘉宮下 市蔵加本 実
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1998 年 16 巻 1 号 p. 50-59

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抄録

中国元極学の張志祥会長や東海大学の佐々木茂美教授が長野県長谷村には「気場」があると言っている。長谷村に東京近郊に住むアトピー性皮膚炎の患者11人を7日間滞在させ、アトピー性皮膚炎の症状の変化状況の把握、AMIによるAP値等の測定、アンケートによる不安化傾向調査を行った。結果は次の通りである。・被験者11人中9人の痒みが減少している。・AMIのAP値は、事前測定値より長谷村滞在最終日の方が減少し、副交感神経優位を示した。・不安化傾向も減少し、精神安定の方向を示した。・アトピー性皮膚炎の判定基準に照らしてみると、11人中9人が長谷村滞在は「有効」、また1人は「やや有効」と判定された。残る1人はもともと軽症であったため「変化は認められない」との結果となった。

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© 1998 国際生命情報科学会
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