1998 年 16 巻 1 号 p. 170-178
韓国における生命情報科学関連研究は、ある意味では、最近になって本格的に行われているといえる。数百年前から丹田とか禅などを通じていろいろな定性的、個人的な経験を持っているというものの、これから生じる人体を中心とした超現常を定量化し、もっと科学的にしらべようと試みはじめたのは1980年代に入ってからである。1984年には大韓超能力学会ができ、いくつかの研究結果も出している。特に1994年からは韓国精神科学学会が作られ、この分野の研究がますます発展していくようになっている。本発表では韓国における生命情報科学関連研究の現状及びその動向に関して紹介する。