国際生命情報科学会誌
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第6回生命情報科学シンポジウム
阿賀野川船あそびによる癒し効果測定結果
(フィールドレポート)
宮本 高行大島 章嘉
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1998 年 16 巻 2 号 p. 255-

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抄録

 河川からの心地よい刺激により、心が癒されることを定量的に評価することを目的とし、平成10年5月、29人を対象に、阿賀野川での約1時間の船遊びの前後でAMI測定、STAI(不安度)アンケート調査を行った。  AMI測定によるAP値は乗船前の全体平均で21.9μAから18.1μAに低下し、副交感神経優位が認められた。(有為差あり)特に、体調が良かった人の平均値は22.7μAから16.4μAに大きく低下した。  STAIアンケートの得点の全体平均は乗船前後で42.7点から38.6点と低下し、リラックスしていることがわかる。体調の良かった人の平均値は39.3点から32.6点となり、癒し効果が大きかったことがわかる。(いずれも有為差あり)  河川の癒し効果に着目し、医療、特にリハビリテーションに穣極的に取り込もうとする計画が医師中心に進められており、今回調査で良好な結果が得られたことの意味は大きい。

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© 1998 国際生命情報科学会
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