国際生命情報科学会誌
Online ISSN : 2424-0761
Print ISSN : 1341-9226
ISSN-L : 1341-9226
第6回生命情報科学シンポジウム
歯科臨床の現場よりみた"気"とその活用法
(特別講演)
福岡 明
著者情報
ジャーナル フリー

1998 年 16 巻 2 号 p. 361-371

詳細
抄録

歯科治療に対する緊張不安感は誰しもが抱き、臨床歯科医はその対応に悩まされるが、気を基調とした東洋医学的対応は極めて効果的な手段である。中国の気功療法についてはその方法や種類について数多くの情報があるが、今回、治してあげよう、気を入れてあげよう、という意識をもって行なった施術と、単に機械論的な施術とが、いかに効果に差があるか、臨床的および生理的客観的観察を行い、また、気を電磁場的に捉えられるという観点から、米国の大村恵昭氏により考案されたBi-Digital O-Ring Test についてその臨床例を示しながら、歯科臨床の現場での気についてその活用法を含め述べてみたい。

著者関連情報
© 1998 国際生命情報科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top