国際生命情報科学会誌
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第11回生命情報科学シンポジウム
対人遠隔作用実験における受信者の手の表面温度の変化
陳 偉中小久保 秀之中村 広隆田中 昌孝張 トウ古角 智子原口 鈴恵河野 貴美子相馬 隆朗山本 幹男
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2001 年 19 巻 1 号 p. 179-186

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抄録

通常の対人情報伝達ルート(視覚、聴覚など)を遮断された2人が日本古来の武道の技、遠当てを行い、その遠隔作用時の受信者の生理データを測定した。実験では、2人を離れた別室に隔離し、無作為・二重盲検条件で1試行80秒間内に1回、送信者が「気」を発信する。この送信者の「気」を感じ取る受信者の手の皮膚表面温度の変化を測定した。多数回試行の加算平均データからは、試行中に受信者の労宮部位の皮膚表面温度の上昇が見られたが、送信時刻前後では、はっきりした温度変化は見出されなかった。

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© 2001 国際生命情報科学会
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