国際生命情報科学会誌
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第12回生命情報科学シンポジウム
透視における生理測定
町 好雄劉 超
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2001 年 19 巻 2 号 p. 411-425

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抄録
透視実験を行い、各種の生理測定を行い、透視という現象がどのような状態であるかを測定した。その結果、交感神経系を活発にしておいて、瞬間に副交感神経系を強めていることがわかった。この時には、首と額における血流が増加していることが分かった。さらに血圧の増加も見られ、血中酸素濃度が減少することも分かった。このような能力を発揮する時にはGSRのデータ中に振動現象が見つかった。この現象が表れる時は脳波トポグラフから視角野と前頭葉が活発になりそれらの場所の電位が瞬間的に上昇し、2ケ所の場所の活動が接続することが観測された。特に前頭葉では右脳側の活動が高くなった時に生理データが大きく変化することがわかった。
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© 2001 国際生命情報科学会
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