国際生命情報科学会誌
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第13回生命情報科学シンポジウム
香りによる生理・心理的効果(特別講演2)(Without Peer Review)(第13回生命情報科学シンポジウム)
木戸 眞美
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2002 年 20 巻 1 号 p. 148-154

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抄録

単一矩形パルス法を用いた測定により、人体の末梢での香りの効果を調べた。複数の香りの覚醒・鎮静効果を測定から得られた血流、自律神経関連のパラメータに基づき推定してみた。ペパーミント、ジャスミン、ローズマリー、ひのきは覚醒の、ラベンダー、レモンは鎮静効果があることが分かった。ローズは人により覚醒・鎮静の2面性が認められた。しかし、香りの効果は、以前同じ方法で測定した視聴覚刺激に対する変化に比較して散漫であった。これは香りに対する感受性が人により異なることや香りの心理効果も重要で身体末梢に変化として現われるには複雑な過程が考えられるためと思われる。但し、香り感受性の高い被験者の中には覚醒・鎮静効果が脳波のCNVによる結果と一致する者もいた。

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© 2002 国際生命情報科学会
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