国際生命情報科学会誌
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第19回生命情報科学シンポジウム
ウサギの内臓表面で観察されたボンハン管とボンハン小体の組織学的特徴
Byung-Cheon LEEJung Sun YOOEun Sung PARKYeo Sung YOONHak-Soo SHINKwang-Sup SOH
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2005 年 23 巻 1 号 p. 95-99

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抄録

ウサギの内臓表面で糸のような広げられた網目様の構造物を観察した。これらの構造物は、1960年代にボンハンキムが報告した、ボンハン管と小体と形態学的に似る。我々は、糸のような構造物を組織学的に確認するために、ヘマトキシリンとエオシン染色法とフォイルゲン反応による組織学的手段を使って検討した. これらの構造物には、多くの洞といろいろな種類の細胞があり、特に小体には多くの未熟細胞が、管の中には多くの核を有するロッド形の筋線維芽細胞のようなものが観察された。このような組織学的な特徴は、現代の解剖学と生理ですでに知られている血管、神経、リンパ管とは全く異なる新しい構造物であり、これはボンハンキムの報告と一致していた。

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© 2005 国際生命情報科学会
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