国際生命情報科学会誌
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原著論文
早春における蛍光測定法のBio-PK検出能
小久保 秀之小山 悟史高木 治河野 貴美子山本 幹男
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2012 年 30 巻 2 号 p. 208-224

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抄録

筆者らは2006年以来、ヒーリングパワー(bio-PK)の定量測定法の開発に取り組んでおり、これまでに白いぼキュウリCucumis sativus 'white spine type'果実の切片(生体センサ)から生じる極微弱生物光を使ったバイオフォトン測定法、生成ガスを使ったガス測定法、キュウリ切片に生じる蛍光物質を測定する蛍光測定の開発に成功した。本研究は、2月から3月の早春のキュウリを用いて、蛍光測定法のbio-PK検出能、蛍光強度の変化の方向が制御可能かどうかの確認をした。また比較のため、ヒーリング実験の前後にヒーラーが不在という以外は同一条件の実験(事前・事後実験)を行った。被験者は一般公募した非接触ヒーリング経験者8名(男1名、女7名、34歳〜51歳、平均年齢46.8歳)とした。結果、ヒーリング実験はガスJ値の平均J_G=0.104 (n=31、95%信頼区間=±0.056)でありbio-PK効果が検出された。また事前・事後実験は平均J_G=0.127 (n=32、95%信頼区間=±0.056)であり事前・事後効果が検出された。蛍光測定では、ヒーリング実験と事前・事後実験のJ_F値との間に統計的有意な差があった(p=0.033〜1.55×10^<-5>、n=123〜128)。また、クラスター分析から各試行データのJ値のパターンが3種に分類できた。本研究から、1)早春のキュウリでもbio-PKの検出に蛍光測定法が使える、2)蛍光物質の増減方向の制御は難しい、3)データパターンの違いからヒーリング方法の分類が可能と考えられた。

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© 2012 国際生命情報科学会
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