国際総合研究機構(IRI):生体計測研究所
2012 年 30 巻 2 号 p. 229-
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昔からさまざまな錯視の現象が知られている。「錯覚」という言葉から、あたかも脳が間違えて解釈しているように思われているが、脳にとってそれは、生まれてこの方、外界とのやり取りの中で学習しながら、正しく処理してきた結果であり、非常に機能的・効率的な処理を行った結果である。さまざまな錯覚の例とともに、脳における神経回路構築過程とその効率的な情報処理機能について考えてみたい。
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