国際生命情報科学会誌
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次期会長講演
栗田式SRS能力開発法(Super-Reading System)の概略
次期会長講演,第39回生命情報科学シンポジウム
栗田 昌裕
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2015 年 33 巻 1 号 p. 97-100

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抄録

SRS能力開発法(Super-Reading system)は1987年に栗田が提唱した心身の能力開発の体系である。それは3レベル、180ステップからなる。第一レベルはSuper-reading systemと呼び、30ステップからなり、速読法を主軸とする訓練を行う。第二レベルはSubconsciousness reconstruction systemと呼び、50ステップからなり、潜在意識領域の再構築を行う。第三レベルはSuperconsciousness realizing systemと呼び、100ステップからなり、より高い意識レベルで充実した実り多い日々を送ることを目指し、多様な分野を含む実践的訓練を行う。SRSには速読法、心象法、記憶法、瞑想法、速書法、心身法、健康法、教育法と呼ぶ八分野がある。第一レベルでは知的機能を加速する訓練によって心身を総合的に活性化する。平均読書速度は訓練前の速度の10倍以上になる。第二レベルでは、八分野のより広く、より深く、より高い範囲の内容を順次学び、特殊な訓練を行う。第三レベルでは、200を越える多様な領域に関する内容を学ぶ。講演ではこれら諸分野の訓練の構成・概略・特徴・独自性と指導の歴史と成果とを紹介する。SRSの訓練の成果や研究の成果の一部は過去のISLISのシンポジウムで16回にわたって発表された。

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