国際生命情報科学会誌
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研究発表
ガンに対する低分子化フコイダンを中心とした統合医療の臨床改善報告 ~第6 報
西本 真司
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2018 年 36 巻 1 号 p. 25-

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抄録

癌の統合医療として星状神経節ブロック、糖質制限食、漢方薬、気功などと低分子化フコイダンを組み合すことでより良い臨床経過を示す症例を以前の症例に加えて報告する。①(胃がんステージI であるが手術なしで3 年以上経過している60 歳女性の症例)、② 84 歳女性、1 年半前に左肺上葉肺癌であり、余命は半年長くても1 年との診断を受けた。家族は患者が高齢のため三大療法なしで統合医療療法での経過観察を希望して、当院を受診した、③経過は5 年のアポトーシスの指標の抗p53 抗体が明らかに低下した64 歳女性乳がんステージⅡA に関しては、統合医療としての3 日断食療法での自律神経調節能、血管年齢の変化、ケトン体データの変化について報告する。④73 歳男性、胃粘膜下腫瘍がんのセロトニン、アディポネクチン、ケトン体データについて報告する。 これらの4 症例における経過からのメッセージを今後の医療の良き提言として考察し、当院から報告したい。

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