国際生命情報科学会誌
Online ISSN : 2424-0761
Print ISSN : 1341-9226
ISSN-L : 1341-9226
講演
人文死生学宣言
死にゆく当事者による果てしなき探究
渡辺 恒夫
著者情報
ジャーナル フリー

2018 年 36 巻 1 号 p. 36-

詳細
抄録

誰でも自己の死の当事者である以上は、誰しもが「私の死の謎」を探究する責務がある。演者らは15年ほど前から当事者死生学を唱え「人文死生学研究会」を創設して活動してきたが、このほど成果が『人文死生学宣言』(春秋社、2017)として出版されたので、研究会の活動と併せて紹介する。「人間の死の謎一般」ではない「私の死の謎」を、謎として把握するには、私たちの日常的存在様式である「多数の他者たちの間のひとりの他者」としてのあり方を脱却する必要があるが、その為のエクササイズ法も紹介する。

著者関連情報
前の記事 次の記事
feedback
Top