映像情報メディア学会誌
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ラティス格子から生成したスケルトンに物理モデルを適用した形状変形手法
曽根 順治生駒 仁徳山 喜政鳥谷 浩志千代倉 弘明
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2003 年 57 巻 10 号 p. 1328-1333

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抄録

アニメーション作成時に物理モデルを組込むことによって, より現実感を持たせるための研究も多く行われているが, ポリゴンモデルに物理モデルを適用すると, 複雑な形状になるほど計算量が増えたり, SSDにおいては多くのパラメータを設定する必要があるなどの問題がある.本研究は, スケルトン法を基礎として物理モデルをラティス格子に適用し, また, モデル内部への物理モデルの配置を適切化することにより, なめらかな変形が計算できることを確認した.

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© 社団法人 映像情報メディア学会
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