映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
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セッションID: BCS2002-11
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量子化制御の高度化に基づく放送用HDTV符号化方式の高画質化(次世代テレビ方式および一般)
石原 剛一内藤 整高木 幸一和田 正裕松本 修一羽鳥 好律
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抄録
2003年にサービス開始が予定されている地上デジIル放送では,HDTVサービスに割り当てられるビットレートが11〜15Mbpsと極めて低いことが予想され,従来型のMPEG-2符号化制御では,符号化難易度が特に高い素材に対して,放送品質を維持できない恐れがある.本研究では,MPEG-2 HDTV符号化を対象に,低レートでの高画質化を目的として,マクロブロックごとの視覚優先度を考慮した量子化制御方式について検討したので報告する.また,マクロブロックの視覚優先度に関し,前処理として導入するオブジェクト解析結果とマクロブロックのテクスチャ属性を考慮して算出することで,高精度な推定が可能であることを示す.
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© 2002 一般社団法人 映像情報メディア学会
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