映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
Print ISSN : 1342-6893
ISSN-L : 1342-6893
セッションID: HIR2002-3/MIP2002-22
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局所的に細密な陰関数表現による拡大作業機能を持つ没入型仮想彫刻モデラ(映像メディアおよび一般 インターネット, デジタル放送, マルチメディア, 三次元画像, 視覚と画質評価, ITS等)
海部 陸松宮 雅俊横矢 直和
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抄録
本報告では,形状の部分的な拡大表示を行い,そこにより細かな変形を加えることができる没入型仮想彫刻モデラを提案する.本モデラでは,格子状に配置されたスケルトンと距離場関数によって形状が決まる陰関数表現を用いて,3次元形状を表現する.加える変形の細かさはスケルトンの配置の間隔と距離場関数によって決まり,加える変形の細かさごとにそれぞれを設定する.細かな変形を加えるときには,局所的にスケルトンの配置の間隔を細密にするというデータ構造を用いる。また,3次元形状を拡大の度合いに応じて適切な数のポリゴンに変換することにより,拡大時に描画が粗くなることを防ぐ.
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© 2002 一般社団法人 映像情報メディア学会
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