映像情報メディア学会技術報告
Online ISSN : 2424-1970
Print ISSN : 1342-6893
ISSN-L : 1342-6893
セッションID: BCT2010-40
会議情報
利用可能帯域に追従するハイビジョンIP伝送装置の低レート化と性能評価(放送/一般)
小田 周平上村 和宏星野 春男青木 勝典山本 真
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
ベストエフォートなネットワークでは、ネットワークの混雑状況により、利用可能な帯域が変動する。このようなネットワークで映像信号のリアルタイム伝送を行う場合、安定して伝送が可能な伝送レートを一意に決定することは困難である。そこでエラーパケットの誤り訂正や廃棄されたパケットの再送制御に加え、ネットワークの混雑状況に応じて映像の圧縮率を制御しながら伝送するIP伝送装置の開発を進めている。今回、低レート化するために映像符号化方式としてH.264を用いるとともに、レート制御範囲の拡張、ネットワーク輻輳時のレート制御方法を改善した伝送装置を開発し、その伝送性能を評価した。
著者関連情報
© 2010 一般社団法人 映像情報メディア学会
前の記事 次の記事
feedback
Top