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ITヘルスケア誌
Vol. 9 (2014) No. 2 p. 1

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http://doi.org/10.11204/ithc.9.1

巻頭言
  • 抄録

第8回 ITヘルスケア学会年次学術大会が東京医療保健大学五反田キャンパスで開催され無事に終了いたしました.400名近い多くの皆様にご参加いただき感謝申し上げます.本学術大会は,在宅医療,認知症,健康支援,医療現場におけるITの活用,ビッグデータをキーワードに構成され,4つのシンポジウムと多くの一般演題でのディスカッションで盛り上がりました.大変興味深いものが多く,質疑応答の時間が短かったことが残念でした.さて,今回の年次学術大会でもスマートフォンやモバイル端末を利用した有益な報告や健康支援の分野では慢性疾患の予防やケアにアプリケーションやセンサ技術を活用し,高い効果が確認されたものなどがありました.これまでは勘と経験に頼っていた運動支援や在宅医療,医療現場が情報技術やセンシング技術を活用することで,高い精度で安全に効果が期待できることがわかりました.これらは学会発表の域にはすでになく,社会でどのように広く活用するかを議論すべき段階にあることは確実です.開発サイドのシーズ,現場のニーズ,それらを効果的に組み合わせた展開などを議論できる場が必要です.そのためにも本論文誌の役割は大きいものがあります.学術大会のご発表だけではなく,それをきちんとまとめ,社会に発信することまで含めて本学会では支援したいと考えております.本学会では論文賞も設置しましたので,多くのご投稿を引き続きお待ちいたしております.ちょうど医療用ソフトウエアの薬事法の変革,2025年に向けた介護保険や地域支援事業などの方策の変更など激変の時期にあります.多くの皆様にアンテナを張っていただき,これからの未来に本当に役に立つ意見交換と活動を行いましょう.2014年7月

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