山口県産業技術センター [日本]
2023 年 34 巻 p. 1-4
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本研究では,造形条件設定の指針の確立に向けて,数値シミュレーションを用いて造形材料の高温物性値の影響を調査した.また,造形時に生じる熱に着目し,造形物の寸法や高さが造形状態へ及ぼす影響について,二種の造形材料を用いて実際に造形することにより調査した.その結果,造形材料の高温物性値を考慮することにより,数値シミュレーションで残留応力が低い造形条件と,実際の造形で高い相対密度が得られる造形条件とで一致が見られた.また,二種の造形材料ともに造形寸法が小さいほど相対密度は低くなることが分かった.
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