自動制御連合講演会講演論文集
第48回自動制御連合講演会
セッションID: H2-53
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ロバスト制御とその応用3
灰色予測による切り換え操作量を用いたスライディングモード制御
*坂本 憲昭
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抄録
スライディングモード制御は,外乱やモデル誤差などの不確かさに対して,切り換え操作量によりロバスト性を与える特徴を有する.切り換え操作量の大きさは,不確かさの大きさから求める手法が一般的である.大きさの情報が既知であればその導出は容易であるが,現実には未知であることが多い.そこで著者は,過去の不確かさの予測(または推定)に関する研究において,鉄鋼でよく知られている指数平滑法,Chenや美多らが提案した適応制御を利用してきた.本研究では新たに灰色平面予測による予測手法を検討するものである.
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© 2005 自動制御連合講演会実行委員会
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