自動制御連合講演会講演論文集
第51回自動制御連合講演会
セッションID: 215
会議情報

ウェーブレット解析の応用と情報の可視化(I)
サウンドデータにおける1/f ゆらぎ周波数の抽出
*菅井 桂子齊籐 兆古
著者情報
キーワード: 1/f, 可視化, いやし効果
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

現代の多くの機械では、単に高性能が要求されるだけで無く、より洗練されたヒューマンインターフェイスを備えなければならない。このような意味で、現代の人間工学は取り扱い易さに加えて人間へ与える印象も考慮しなければならない。音響は人間の感性へ訴える最も効果的な信号である。このため、機械の動作に伴う音は極めて重要な設計因子である。 本論文は音楽中に含まれる1/f ゆらぎ周波数抽出に関して述べている。最小自乗法とフーリエ変換を用いて1/f ゆらぎ周波数成分が抽出される。その結果、音楽に於ける1/f ゆらぎ周波数成分は周波数領域で系統的に組み合わされていることが判明した。

著者関連情報
© 2008 計測自動制御学会
前の記事 次の記事
feedback
Top