主催: 計測自動制御学会, システム制御情報学会, 日本機械学会, 化学工学会, 精密工学会, 日本航空宇宙学会
共催: 49学協会
現代の多くの機械では、単に高性能が要求されるだけで無く、より洗練されたヒューマンインターフェイスを備えなければならない。このような意味で、現代の人間工学は取り扱い易さに加えて人間へ与える印象も考慮しなければならない。音響は人間の感性へ訴える最も効果的な信号である。このため、機械の動作に伴う音は極めて重要な設計因子である。 本論文は音楽中に含まれる1/f ゆらぎ周波数抽出に関して述べている。最小自乗法とフーリエ変換を用いて1/f ゆらぎ周波数成分が抽出される。その結果、音楽に於ける1/f ゆらぎ周波数成分は周波数領域で系統的に組み合わされていることが判明した。