自動制御連合講演会講演論文集
第54回自動制御連合講演会
セッションID: 2K401
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SICE認定資格 計測制御エンジニア(2)
現場での圧延張力制御系の開発事例とそのレビュー
*谷本 直林 美孝
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抄録

1984年に著者等は鉄鋼の熱間圧延機における材料張力制御を保全部署の現場技術者として独自に開発した。ここでは、厚物材料には漸化形最小二乗法を用いたルーパレス圧延を開発し、薄物材料には現代制御論に従う最適制御を開発した。  その後、著者等は大學と経営部門に異動た。開発から長い期間を経た現在、当時の開発の問題点の洗い出しと見直しを行った。また、試作した実験装置を用いてそれらの問題点を定量化した。  特に、現場の機械設備に起因する線形制御の難しさと解決策、入力線形化法での非線形性への対応、離散系最適制御の必要性、などを本発表では報告したい。  合わせて、現場の状況を最も知っている若手の制御技術者がその環境を活かして独力で新しい制御方式を開発する必要性を訴えたい。

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© 2012 計測自動制御学会
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