主催: 公益社団法人 計測自動制御学会, 一般社団法人 日本機械学会, システム制御情報学会, 一般社団法人 電気学会, 公益社団法人 化学工学会, 公益社団法人 精密工学会, 一般社団法人 日本航空宇宙学会
共催: 国立大学法人 群馬大学, 53の学会,協会などから協賛
会議名: 第57回自動制御連合講演会
開催地: 群馬伊香保 ホテル天坊
開催日: 2014/11/10 - 2014/11/12
本発表では,周期時変系を扱うためのサイクリングと呼ばれる手法を活用した,線形周期時変系および線形時不変系のロバスト安定解析のアプローチ(周期時変スケーリング)について論じる.Part 1 では,まずこの手法において重要な役割を果たすセパレータと呼ばれる周波数依存の行列に関する無限行列表現を導出する.そして,同じく周期時変系を扱うための手法であるリフティングを通した周期時変スケーリングのアプローチとの比較をこの無限行列を通して行うことで,上記2つのスケーリング手法の間に成り立つ関係を示す.