日本顎咬合学会誌 咬み合わせの科学
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光硬化型陶材用ステイン焼成後の色調変化
萩原 芳幸田中 里枝五十嵐 孝義
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1999 年 20 巻 1 号 p. 92-95

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抄録

ポーセレンステインは, 陶材修復物の色調およびキャラクターの修正に用いられる.光硬化型のステインはチェアサイドとセラミストにとって有効な材料である.
本実験は, ステインキットのうち2色について, 光硬化後と焼成後における色調変化について評価を加えた.14枚の陶材板 (エンプレス) 表面にステイン (Topaz OrangeとChacole Brown) を塗布し, 光硬化前後および焼成後の色差を算出した.
その結果, 光硬化後と焼成後の色差にはN.B.S.単位において, 明らかな色差が認められた.

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© 特定非営利活動法人日本顎咬合学会
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