日本顎咬合学会誌 咬み合わせの科学
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主観的咀嚼能力が9年後の生命予後に及ぼす影響
福田 英輝中西 範幸
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キーワード: 高齢者, 咀嚼障害, 死亡率
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2004 年 24 巻 2-3 号 p. 351-356

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抄録

咀嚼能力と高齢者における死亡との関連を検討するため, 無作為抽出された1, 245人の65歳以上の者を9年間追跡した.総合的な障害の程度, 健康管理の状況, および精神的・社会的状況について調査を行った.いずれの性, 年齢階級においても主観的な咀嚼障害「あり」の者は, 「なし」の者と比較して累積生存率は有意に低かった, 死亡に関連する要因を用いて調整した後においても, 主観的な咀嚼障害は, 生命予後を規定する要因として示された.

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© 特定非営利活動法人日本顎咬合学会
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