山形県立中央病院 呼吸器外科
山形大学医学部 第2外科
2008 年 22 巻 2 号 p. 206-210
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症例;72歳女性.50年前に胸部X線にて左肺尖部の異常影を指摘されたが,当時は手術不能とされ放置していた.本年2月頃から左背部痛と左鎖骨上の腫瘤が増大してきたため受診.CTにて左第1肋骨を主座とする9cmの腫瘍を認め,生検で骨巨細胞腫と診断された.術前に腫瘍栄養動脈の塞栓術を行い,手術を施行.手術では前方,後方からアプローチし第1肋骨および第2肋骨の一部を含めた腫瘍摘出術を行った.
日本呼吸器外科学会雑誌 呼吸器外科
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