国家公務員共済組合連合会 浜の町病院
2008 年 22 巻 5 号 p. 775-778
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
今回,胸壁に発生した筋肉内血管腫の一例を経験した.血管腫は頻度の高い良性軟部組織腫瘍であるが,多くは体表(皮膚)に発生し,深部に発生することは稀である.深部では筋肉内が最も多く,大腿など四肢に好発する.画像診断が難しいとされていたが,最近ではMRIが診断に有用である.筋肉内血管腫が胸壁に発生することは稀であるが,胸壁腫瘍の鑑別診断として挙げられる.
日本呼吸器外科学会雑誌 呼吸器外科
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら