京都南病院 外科
やすだ医院
2008 年 22 巻 5 号 p. 818-822
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
症例は26歳男性で右自然気胸にて入院となった.胸腔鏡下に手術を施行したところ,右第4肋骨より発生した骨軟骨腫を認め,これに対面する右中葉肺胸膜面に圧迫が原因と思われる瘢痕とブラを認めた.これが気胸の原因と判断し,骨軟骨腫と右中葉のブラを切除した.肋骨に発生する骨軟骨腫は稀で,これが原因で気胸が発症した症例は自験例を含めて本邦で4例と極めて稀な症例であった.
日本呼吸器外科学会雑誌 呼吸器外科
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら