日本大学医学部心臓血管・呼吸器・総合外科 武蔵野総合病院
日本大学医学部心臓血管・呼吸器・総合外科
2013 年 27 巻 4 号 p. 517-521
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症例は,骨髄異形成症候群を合併している80歳の男性.左再発気胸のために入院し,胸膜癒着を施行するも気漏が遷延した.胸腔造影において左肺尖部からの気漏を確認後,超高齢者でかつ骨髄異形成症候群を合併しているため局所麻酔下に手術を施行した.手術は3ポートで内視鏡用結紮糸を用いて,肺尖部の嚢胞の根部を2重結紮,さらにPGAシートを貼付した.術後経過は感染徴候もなく良好で,術後第5病日に退院となった.
日本呼吸器外科学会雑誌 呼吸器外科
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