株式会社日立製作所ひたちなか総合病院外科
2017 年 31 巻 5 号 p. 658-661
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68歳女性.67歳時に左肺腺癌に対し,左肺上葉切除術,縦隔リンパ節郭清を施行した.術後病期はpT3N0M0,stageIIBと診断した.術後6ヵ月にCEA,SLXの上昇とCTで左腋窩リンパ節の腫大およびPETで同部位への異常集積を認めた.腋窩リンパ節生検を施行し,病理学的に肺癌腋窩リンパ節再発と診断された.化学療法および放射線治療を施行したが,腋窩リンパ節再発後1年7ヵ月で他部位への転移が出現し,腋窩リンパ節再発から約4年で癌死した.
日本呼吸器外科学会雑誌 呼吸器外科
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