日本呼吸器外科学会雑誌
Online ISSN : 1881-4158
Print ISSN : 0919-0945
ISSN-L : 0919-0945
症例
化膿性胸鎖関節炎に対して掻爬術を施行した2例
宮本 英明佐藤 泰之磯和 理貴
著者情報
ジャーナル フリー

2019 年 33 巻 1 号 p. 47-51

詳細
抄録

比較的稀な化膿性胸鎖関節炎の2手術例を経験したので報告する.

症例1は56歳男性.糖尿病性足潰瘍治療後,右前胸部痛精査のCTで右化膿性胸鎖関節炎を認めた.抗菌薬加療・胸壁膿瘍ドレナージ後も軽快せず,第55病日に鎖骨・第1肋骨・胸骨部分切除及び縦隔・胸壁膿瘍掻爬術を施行した.術後8ヵ月の現在,感染の再燃を認めていない.症例2は67歳男性.左肩痛精査のCTで左化膿性胸鎖関節炎を認め,第3病日に左鎖骨・第1肋骨部分切除及び縦隔・胸壁膿瘍掻爬術を施行した.術後3ヵ月の現在,感染の再燃を認めていない.

著者関連情報
© 2019 特定非営利活動法人 日本呼吸器外科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top