Pulmonary Arteriovenous Fistula Diagnosed by 3D-CT and Treated by Thoracoscopic Surgery : A Case Report

Fujio Nagasaka; Hisaki Umezawa; Kazumitsu Omori; Kazuo Kitamura; Yoshio Namiki; Yukiyasu Sezai

doi:10.2995/jacsurg.11.579

3DCTにより診断し胸腔鏡下切除を施行した肺動静脈瘻の一例

長坂不二夫, 梅沢久輝, 大森一光, 北村一雄, 並木義夫, 瀬在幸安

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キーワード: 肺動静脈瘻, 3次元CT, 胸腔鏡下手術

ジャーナルフリー

1997 年 11 巻 4 号 p. 579-582

DOI https://doi.org/10.2995/jacsurg.11.579

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抄録

46歳女性, 右S⁸の肺動静脈瘻症例に対して胸腔鏡下に瘻を含めた肺部分切除を行い良好な結果を得た.患老はョード過敏症のために肺動脈造影を施行できず, 3次元CTにより診断したが, 流出入血管や瘻などを立体的に把握でき, 手術に有用な情報が得られた.治療について, 低侵襲性, 肺機能温存の点から, 末梢の単発性の症例で瘻が比較的大きくない場合には, 胸腔鏡下切除も第一選択に考慮すべき治療法と考える.

責任著者(Corresponding author)

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