日本呼吸器外科学会雑誌
Online ISSN : 1881-4158
Print ISSN : 0919-0945
ISSN-L : 0919-0945
胸腔鏡ガイド下小開胸手術により修復し得た外傷性右横隔膜肝ヘルニアの1例
山田 俊介儀賀 理暁小坂 昭夫
著者情報
ジャーナル フリー

1997 年 11 巻 7 号 p. 861-864

詳細
抄録
症例は58歳女性, 自動車事故による外傷性クモ膜下出血, 右多発肋骨骨折, 右肺挫傷, 右骨盤骨折の診断で入院.受傷後7日目に右血胸を認めた.胸腔ドレーン挿入後の胸部X線で右横隔膜挙上を認め, MRIで肝ヘルニアを伴う右横隔膜破裂と診断した.受傷21日目に胸腔鏡ガイド下小開胸による横隔膜修復術を行った.
著者関連情報
© 日本呼吸器外科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top