日本呼吸器外科学会雑誌
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月経随伴性気胸の術後に発生した横隔膜ヘルニアに対し胸腔鏡下手術を行った1例
加瀬 昌弘坂本 和裕富山 泉
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13 巻 (1999) 6 号 p. 754-757

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抄録

右横隔膜ヘルニアに対し小開胸を併用した胸腔鏡下手術でヘルニア門を縫合閉鎖した.この症例は2年前月経随伴性気胸で胸腔鏡下の手術を施行していた.初回手術では, 横隔膜腱様部の2個の病変部を電気凝固し, さらに右肺中葉の1個の小ブラも切除した.気胸の再発はなかったが, 初回手術後3ヵ月に凝固した場所に一致して横隔膜ヘルニアを発生し次第に増大したため手術を施行した.脱出臓器は肝臓で, ヘルニア門は30mm径であった.初回手術時に病変部の切除と縫合閉鎖をすべきであったと考えられた.

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