厚生連高岡病院胸部外科
16 巻 (2002) 2 号 p. 179-183
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脂肪肉腫は悪性軟部腫瘍の中で比較的頻度が高く, 特に四肢, 後腹膜に多く認められるが, 胸壁発生は稀である. 症例は16歳の女性. 学校検診で胸部異常陰影を指摘された. 術前検査では肋骨に浸潤する腫瘍性病変を認めたが確定診断はつかなかった. 腫瘍を含む広範な胸壁切除術を施行した. 組織学的には脱分化型脂肪肉腫であった. 補助療法は行わず, 1年を経過した現在も再発の徴候を認めず健在である.
日本呼吸器外科学会雑誌 呼吸器外科
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