日本呼吸器外科学会雑誌
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1年間経過観察した肋骨原発低悪性度軟骨肉腫の1手術例
棚橋 雅幸佐野 正明
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キーワード: 軟骨肉腫, 肋骨
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17 巻 (2003) 2 号 p. 142-145

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抄録

肋骨原発軟骨肉腫は比較的稀な疾患である.今回我々は1年の経過観察後, 手術を施行した右第9肋骨原発軟骨肉腫の1例を経験した.症例は34歳, 女性.胸部X線異常陰影を主訴に来院した.胸部CT, 胸部MRI, 骨シンチグラムで軟骨肉腫を疑い手術をすすめたが本人が拒否した.しかし1年後手術を希望して再診した.胸部CTで腫瘍内石灰化領域の増大を認めた.胸壁広範囲切除術を行い, 術後病理検査でGrade1の軟骨肉腫と診断した.術後1年5ヵ月経過し, 再発の兆候は認めていない.

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