本ラウンドテーブルでは「学生の自己教育」(2019年)と「欠如態の思想」(2020年)において,専攻主軸のカリキュラムから欠落するものがあるという認識(絹川,2015)のもと,これをカリキュラム内外の学習経験を通じて修得していくという教養教育の課題について検証してきた,今回は,岡山地域の中小企業と県内複数大学の学生が協働・共創を目指して取り組むD-Internshipと,名古屋商科大学のフィールド教育としてのインターンシップの取組を題材に,大学教養教育としての新たな観点からインターンシップのあり方について検討した.