日本糖尿病教育・看護学会誌
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急性期病床に勤務する看護師の糖尿病患者に対する糖尿病自己管理支援と関連要因
カーン 洋子青木 きよ子高谷 真由美
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2020 年 24 巻 1 号 p. 73-81

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抄録

【目的】急性期病床に勤務する看護師の糖尿病患者に対する看護実践能力として考えられる糖尿病自己管理支援と関連要因を明らかにし,急性期病床における糖尿病患者の看護に携わる看護師の実践能力を強化する方策の示唆を得る.【方法】急性期病床で糖尿病患者の看護を実践する看護師642名への質問紙調査.155名の有効回答について一元配置分散分析,t検定を行った後,重回帰分析した.【結果】糖尿病自己管理支援下位尺度平均値は「医療専門職と協働する役割」「患者に看護援助を提供する役割」「自己啓発・自己研鑽に努める役割」の順で高く「糖尿病看護有資格者」「病棟で実施する糖尿病研修」「糖尿病標準看護計画」が影響していた.【考察】質の高い糖尿病看護のため糖尿病看護有資格者は重要な要因であり,標準看護計画の整備,糖尿病研修受講者を増加させるなど職場環境の醸成が重要である.

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© 2020 一般社団法人 日本糖尿病教育・看護学会
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