日本地震工学会論文集
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論文
木造筋かい架構の応力割増し係数に関する解析的研究
荒木 康弘五十田 博河合 直人中川 貴文
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2019 年 19 巻 5 号 p. 5_324-5_333

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抄録

昭和55年建設省告示第1791号第2によると,鉄骨造の筋かい架構のβ割増しについて,「地震応答解析結果によれば,筋かいの強度が混合構造体の強度の大略70%以上となると筋かいの荷重-変形関係の特徴が極めて強く出てくる」ことから「筋かいの強度を増加することによりエネルギー吸収性能をラーメン構造のそれに近づける」ために地震時応力を最大1.5割り増す,とされている.木造建築物の筋かい架構にも,同号第1で同様の規定に適合することが求められているが,応力割増し係数については合理化の余地があると考えられる.そこで本研究では,異なる仕様の筋かい耐力壁を用いた地震応答解析を行い,構造用合板の応力割増し係数に対する筋かいの種類に応じた適切な応力割増し係数を提案することを目的とする.

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© 2019 公益社団法人 日本地震工学会
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